2025年6月5日、パース・スタジアムにて行われた2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節、日本代表(SAMURAI BLUE)対オーストラリア代表の一戦は、終了間際にオーストラリアのアジズ・ベヒッチが決勝ゴールを決め、1-0でオーストラリアが勝利しました。
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⚽ 試合概要
試合は、オーストラリアが後半アディショナルタイムの90+2分、途中出場のライリー・マクグリーのクロスを左サイドバックのベヒッチが受け、右足でゴールネットを揺らしました。このゴールにより、オーストラリアは日本から16年ぶりの勝利を収め、グループCで2位に浮上しました。
日本はすでにW杯出場を決めており、若手選手を中心としたメンバーで臨みました。試合を通じてボールポゼッションは日本が支配しましたが、オーストラリアの堅守を崩しきれず、得点を挙げることができませんでした。
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🗣️ 試合後のコメント
オーストラリアのベヒッチは試合後、「厳しい試合だったが、最後まで諦めずに戦った結果、ゴールが生まれた」とコメントしました。また、オーストラリアのポポヴィッチ監督は、後半の交代策が功を奏し、チームの士気を高めたと述べました。 
一方、日本の久保建英は、「勝てなかったのは残念だが、次に向けてチームとして工夫していきたい」と振り返りました。田中碧も「悔しさはあるが、勝ち点1を取れたことをポジティブに捉え、次に生かしたい」とコメントしました。
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🔮 今後の展望
この結果、オーストラリアはグループCで2位に浮上し、最終節でサウジアラビアと対戦します。サウジアラビアがバーレーンに敗れるか、オーストラリアがサウジアラビアに引き分け以上の結果を収めれば、オーストラリアは6大会連続のW杯出場を決めます。 
日本はすでにW杯出場を決めており、最終節でインドネシアと対戦します。引き続き、若手選手の成長とチームの連携強化が期待されます。
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